2018年 北海道の春スキー 
                                                          
1、岩内岳(北北東尾根)
         

2018年4月から5月にかけてニセコの山々を一人で滑った。単独なので滑降する人の姿が映っていなくて、他人には面白くないと思うが、記録と記憶のために映像を抜粋してみた。

         画面のダブルクリックで大画面  

  岩内岳の北斜面にかつてニセコ岩内スキー場というかなりの規模のスキー場があった。もうずいぶん前から一番下のリフト1基しか動かさないが、18シーズンから経営が変わってイワナイリゾートとしてキャットスキーに力を入れている。
そのため、キャットを利用しない者はスキー場管理区域に立ち入ることができない。北北東尾根は管理区域外で、最上部は無木立の広大斜面をダイナミックに滑ることができる。ただそのまま下まで行ってしまうと、出発点のスキー場に戻るのに1時間近い水平トラバースをしなければならないし、尾根の下部は傾斜がなくてあまり面白くない。
そこで高度600mぐらいで少し左に折れていくと浅い谷に出会い、そこをほとんど登らずに斜滑降で対岸に渡れる。するとすぐに古いリフトがあり、それをくぐると旧のゲレンデに出る。そのまま滑っていけば今も営業しているAコースに至る。キャットスキー営業中は樹木がやや邪魔になるリフトの下を滑ることになる。
冬は谷をトラバースする部分で雪崩に警戒しなければならない。また、春も遅くなると雪面に亀裂が生じるのでブロック崩壊の恐れがある。

なお、行きは登山道のあるゲレンデ右方の尾根を登る。キャットスキー終了後は旧ゲレンデを登っていくのが一番早い。
 
  BGM: 本谷美加子  陽気な酔っぱらい
 


                         

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